今回はいつもの友人3人との旅行です。
この頃からインターネットを活用していたので、今回は某旅行代理店の宴会サイトで手配しました。
ネット上に掲載してある写真やキャッチコピーは期待を抱かせるものであり、
加えて他の旅館に比べると若干安めだったので、この旅館に決めたのであります。
初めての塩原という事で、どんな所だろうとワクワクしながら旅館に到着。
すると、唖然とさせられる光景が次々と繰り広げられたのです。
まず、車から降りるとこれ以上無いほどの大音量の「盆踊りの曲」が聞こえてきます。
かなり恥ずかしかったです。正直帰ろうかと思いました。
さらに館内に入ると、ほとんど電気がついておらず真っ暗な状態。
「おいおい、ドリフかよ!?」と開いた口が塞がらなくなりました。
それでも「宴会の盛り上がる旅館の設備は総じて良くないものだ」と、
気を取り直して、部屋に入りました。因みに部屋はカビ臭くて参りました。
さすがにグロッキーになり30分の放心状態の後、とりあえず風呂に入ることにしました。
この旅館はプラス2,000円で湯女(身体を洗ってくれる女性)が付くオプションがあり、
申し込んでいたので、期待できるものがあります。
心無理矢理躍らせて入浴。しばらく経ち、期待の湯女の登場です。
よく見ると東南アジア系の女性です。「まあ、そんなものか」と早速洗ってもらう事に。
思ったより結構荒っぽくて参りましたが、自分で洗うよりはマシとそれなりに楽しみました。
その時ふと「まさか、あの湯女がコンパニオンではないか?」と思い、
風呂を出てその足でフロントに行き聞いてみると、
「そうですよ。結構サービスの良い娘ですよ」と言うではないですか!
確か旅館を手配した時に「日本人」と指定したはずだが・・・。
「今から変更はききません。でも本当サービスの良い娘だから!」
そうは言われても、話が違うよ~! でも結局聞いてもらえず、早くも消化試合状態。
こんなにやる気の無い宴会は初めてです。
確かに、コンパニオンの内一人は元気で愛想もそこそこ良かったが、
もう一人は愛想も悪く話すらしない。さらに太目ときたもんだ。
それでも無理矢理野球拳で全裸になって、多少盛り上がりました。
結局、愛想の良い娘一人を1時間だけ延長。
そしたら今度は「私、安くするよ。結構いいよ」と営業を掛けられる始末。
やんわりとお断りして宴会は終了。その後、夜の街に出てもここは塩原。
あたりは暗くどこに何があるか分からず結局ホテルに戻り、早々と10時半には就寝しました。
食事もあまり良くなく、幹事として立場の無い旅行になってしまいました・・・ガックリ。
【当時の教訓】
旅行代理店の選び方は注意が必要。
口コミ情報を生かし、良い代理店を選び不安な点は全て確認するべし。
素晴らしい 書き込み